DJDD's FANTASTIC TUBE SHOW

クソDDのライト音楽ヲタが"make my day"な曲を好き放題語る

東欧的アフリカ観【Afrika/Иван Дорн(Ivan Dorn)】(2018)

ウクライナ人ロシアンポップ歌手Иван Дорн(イヴァン・ドルン)。初の英語詞アルバム『OTD』(2017)に続く英語詞シングルである。

MVの撮影はアフリカ・ウガンダにて、Masaka Kids Africanaというプロジェクトの子供たちと行われている。

これはウガンダのMasakaという土地で興ったもの。パフォーマンスの才を認められた子供たちが集められ、ダンスレッスン等を施しているようである。

何でまたウガンダへ?という感じだが、実は同年に発表されたルーマニアのミュージシャンDan Balan『Numa Numa 2』(『恋のマイアヒ』のセルフカバー)のMVもウガンダで撮影されている。

東欧とウガンダの間で何かしらの動きがあったのだろうか。

さてこの曲、<アフリカ人のホットなリズムを知らしめよう><誰もが身体の奥底にアフリカのビートを持っている>というアフリカ応援歌である。

しかしこの16分音符系の2拍子のビート、完全にサンバのパターンではなかろうか。バックを賑わせているのはアゴゴ・ベルとかショカーリョの音だろう。

歪なサンバホイッスルのようにデフォルメされた音色で響くのは、鳥か虫の鳴き声か。後半にはティンバレスっぽい音もしている。

もちろん、人の声で表現されるところなどアフリカっぽい要素もあるし、踊るためにはこのうえないトリップ感なのだけど。

あえて「世界中の誰もがアフリカのビートを持っている」というメッセージをそこに暗示させたのだとしたら大変な策士だが、さすがに考えすぎ?

もとよりこの人はアーティスト気質で、表現したいものが色々あるようだ。

Jamiroquai的なアシッドジャズ、UKガラージ、ファンクなどに傾倒していることがあったり、モロにクラブシーン向けのテクノポップをやっていたり。変幻自在なのである。

そんな様々なジャンルの間を駆け回っているが、発表アルバムの全てに「dorn」の文字を冠している。全部俺だ!という意志の表明か。

なおドルンは今回のMV撮影を期に、Masaka Kids Africanaのために本格的なダンススクールを設立することを目標とするチャリティーを始めたようだ。

Afrika

Afrika

  • Иван Дорн
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

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