Brett Eldredge(ブレット・エルドレッジ)はイリノイ州生まれの若手カントリーシンガー。
ポップス寄りの路線だが、独特な低音ボイスによる渋い味わいが特徴。
『Beat of the Music』は休暇でカリブ海に旅行したとき、海の美しさに感銘を受けて生まれたと語っている。
初めて聴いたときは正直何の印象にも残らなかったのだけど(失礼)、このアコースティックライブ映像を見て一気に引き込まれた。
Aメロとサビと大サビ前のブリッジしかないし、使用コードの数もきわめて少ないシンプルな作り。
だからこそダイレクトに歌が伝わってくるということか。
まぁ曲の内容は、メキシコで青い瞳の君に出会って云々、というありきたりな内容なのだけど。カリブの海の青さを青い瞳の美女にたとえたわけね。
ラストのサビ、夜の船上パーティのシーン。口づけてからの破顔一笑、ここはカメラワークも相まって洒落た爽やかさがある。
アウトロの一歩ずつ上昇していくギターソロも心地いい。
美女から渡される「戻ってきてほしい」という手紙の字が、デカい上にあんまりきれいじゃなくて笑ってしまうのだけど。
ところでこのMVの女優さんは特にエルドレッジの恋人というわけでもなさそうなんだけど、チューしまくってるね。
俳優同士ならまだしも、歌手がMVで知らない人と普通にキスをしていることに軽い衝撃を受けたという、どうでもいい話でした。
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