コロンビア出身のシンガー・ソングライターCamiloは、もともとプロデューサー業をメインに活動してきた。
2020年に満を持して自身名義でアルバムデビューを果たしたが、この中の一曲がラテングラミーのポップソング賞を受賞、別の曲は本家グラミーのベスト・ラテンソングにもノミネートされるなど破竹の勢い。
同年2月にはかねてから交際していたEvaluna Montanerとの結婚も果たし、26歳にして公私ともに絶好調である。
ギターやピアノといった基本の楽器の他に、ウクレレやクアトロ(南米特有の4弦ギター)も操る生粋の"音楽少年"なのだ。
コラボレーションするEl Alfaはドミニカ共和国のミュージシャン。本来はジャマイカン・レゲエのジャンルのひとつ「デンボウ」を得意としている。
本楽曲はアルバムPor Primera Vezリリース後の発表。
リラックスムード満載のメロディにギターとボンゴがトロピカルな風を運ぶ。11月という秋真っただ中の発表だったが、むしろ初夏あたりに流したい。
すべての楽曲のインスピレーションは妻のEvalunaであると明かす。
この曲はとにかく陽気ながら、ひたすらウジウジしている歌である。
<教えてよ どうして行っちゃったんだ どうしてもう電話をくれない もうオレが恋しくないの?>
<君がいないと生きていけないよ!>
ちなみにCamiloはこれまでも中南米では人気者だったが、2020年のアルバムデビューをきっかけにスペインやアメリカ合衆国にも広く知られることになった。
各地でインタビュアーに尋ねられるのは、やはり「ヒゲ」のことである。これについて本人は、あっさり「ワックスで固めてる」と答えているようだ。
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