DJDD's FANTASTIC TUBE SHOW

クソDDのライト音楽ヲタが"make my day"な曲を好き放題語る

ランドロマット・ファンタジー【Burn Out/Martin Garrix & Justin Mylo feat. Dewain Whitmore】(2018)

映画『Baby Driver』(ベイビー・ドライバー、2017)を観てから、コインランドリーに格別な憧れを抱くようになった。

そんなコインランドリーで始まるファンタジー。

Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)は1996年オランダ生まれのDJ。

16歳でデビューしてから大物DJたちにも認められ、快進撃を続けている。

また多くの同世代ミュージシャンたちとも良好な関係を築いているようで、ちょくちょく一緒に写った写真などが見られる。

主観的な意見だが、EDM界隈の人間らしからぬ爽やかなルックスではなかろうか。見える位置にタトゥーがない若手ミュージシャンは珍しい。

この曲は、これまたオランダの若手DJでギャリックスの幼馴染であるJustin Myloとの共作である。

彼らのコラボレーションは『Bouncybob』(2015)に続き2作目。

ボーカルにフィーチャーされているのはアメリカ人のDewain Whitmore。米国のポップアーティストやK-POPアイドルに多数楽曲提供を行うソングライターでもある。

“burn out”は文字通り燃え尽きるという意味で、日本語と同様、火だけでなく人間の意識の面で燃え尽きるという意味でも使われる。

<夢やお金は必要ない 今僕らがしていることは全て美しいから 僕らが燃え尽きることなんてない>

という溢れるような若さが歌われている。

歌詞の内容とは直接関係なさそうだが、MVの舞台はコインランドリー。気になる女の子に声をかけたい男の子の妄想が洗濯機の中で広がっていく。

洗濯機の中にはこの二人が存在するいくつかの世界があり、曲が進むにつれてそれぞれの世界のストーリーも展開していく。

個人的なお気に入りは、洗濯機の蓋を絵画に見立てた美術館。怪盗が絵に取り込まれた女の子の手を取って逃げるシーンが微笑ましい。

ギャリックスはユニリーバの男性化粧品ブランドAxeのブランドアイコンとなり、この曲がその第一弾のようだ。同ブランドの制汗剤がチラッと出てくる。

ユニリーバの本部ってイギリスとオランダなんだね。色々勉強になります。

 

Burn Out (feat. Dewain Whitmore)

Burn Out (feat. Dewain Whitmore)

  • Martin Garrix & Justin Mylo
  • ダンス
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

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