Ed Sheeranの『Thinking Out Loud』(2014)が世界的大ヒットを記録する中、海をわたったUSAのカントリーミュージック界にも新たな名曲が誕生していた。
Die a Happy Man。字面だけ見ると少々強烈ではあるが、要するに君と一緒なら幸せな男として死ねるよ、ということ。
そう、何となく曲調もテーマもThinking Out Loudに似ている。
カントリーシンガーのThomas Rhettのセカンドアルバムに収録された。
Thomas Rhettのジャンルはカントリーミュージックということになっているけど、だいぶポップ寄り。
動画サイトでも「これはカントリーじゃない」みたいなコメントがよく並んでいるけれど、良い意味でアメリカの田舎っぽい曲を多く書いている。
Die a Happy Manはもうとにかく甘い、ひたすら甘い。生涯の伴侶と定めた相手に対する愛情があふれて止まらなくなってしまっている。
<豪邸がなくても エッフェル塔を見に行けなくても 君がそばにいるだけで幸せ>
<家で一緒にラジオを聞いていよう そして暖炉の周りで踊ろう>
なんとまぁ庶民的な「Happy」。本当の幸せって案外すぐそばにあるのかもねっていう、使い古されたフレーズだけど大切なこと。
MVに登場する女性は実際の奥さん。他のMVにもちょくちょく登場するし、SNSでもいつもラブラブっぷりをアピールしている。
かわいい娘にも恵まれ、なんだかここまで順風満帆なアメリカの芸能人ってのも珍しい気が。
アレンジもほぼアコースティックギターメインで落ち着いている。
結婚式でThinking Out Loudを聴き飽きちゃった、もしくは人とかぶりたくない方におすすめ。
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