DJDD's FANTASTIC TUBE SHOW

クソDDのライト音楽ヲタが"make my day"な曲を好き放題語る

孤独の北欧ボーイ【Feeling Lonely/boy pablo】(2019)

ノルウェー出身のPablo Muñozは1999年生まれ。若くして数々の楽器を操り、シンガー・ソングライターとしても才能を発揮している。

boy pabloは、そんな彼によるソロ・プロジェクトである。

ファンクや70~80年代のエレクトロニカを取り入れた、オルタナティブな楽曲が特徴。

両親は南米チリの出身らしい。家庭ではスペイン語を話して育ったのか、Feeling Lonelyが収録された彼の2nd EPのタイトルはSoy Pablo。スペイン語で「I'm Pablo」という意味である。

この曲も、そのセルフタイトル的なアルバムに収録された。

"孤独な感じ"の歌にしてはずいぶんリズミカルで、口笛でも吹きながら自転車に乗っている感じがする。

曲後半のブリッジなんて<パラッパラ~寂しいな~>なんて、なんとも能天気。

なぜそんなに孤独なのかというと、<また君を失った>から。初めから孤独なわけではなく、ある関係が終わってしまった人物の歌のようだ。

気になるのは<君は行っちゃった 携帯もね>というフレーズ。

「君」と続いている間は絶えず携帯が鳴っていたのだろうか。直接会えなくなったことよりも、鳴らない携帯に虚しさを感じるあたり、現代的な感性である。

MVでもポップに辛いことばかり起こっているけれど、ラストはハッピーエンドでめでたし、めでたし。

Feeling Lonely

Feeling Lonely

  • boy pablo
  • インディー・ロック
  • ¥204
  • provided courtesy of iTunes

 

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