Marc E. Bassyはサンフランシスコ出身のシンガー・ソングライター。伝統的なソウルに根差した表現を追求する、現代ブルー・アイド・ソウルの注目株である。
あまり前面に出てくるわけではないが、本楽曲ではハモンドオルガンの名手Cory Henryをフィーチャーしている。
似たもの同士とは言うが、考え方が似ているからこそうまくいかない関係もある。
一瞬で恋に落ちたけれど、互いが自由を求めるあまり別の道を歩まざるを得なかった相手のことを歌っているようだ。
<君は鏡だった 君に映る自分自身を見ているみたいだった>
<君はただ僕みたいに自由になりたかったんだね>
歌詞にはいくつか特徴的なアイテムが現れる。ダメージジーンズに灰皿…出会った当時23歳になったばかりの彼女は、束縛からの解放を求めていたのだ。
そして、彼女が逃れたかったものの象徴として現れる「典型的な80年代女性」な母親。
やたら具体的なディテールから、かなりパーソナルな経験がベースになっているような気がする。
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