イギリス南部の港町ブライトン出身の若手ヒップホップデュオ、Rizzle Kicks(リズル・キックス)。数々のアーティストを輩出しているブリット・スクール在学中にデュオを組み、2011年にデビューを果たす。
2018年現在は各自ソロ活動に注力している模様。
『Skip to the Good Bit』は彼らの2枚目のアルバムに収録されるシングル曲。
まぁ歌の内容としては、イイことしましょうや的なHip Hopらしい内容なのだけど、ラッパー特有の荒々しさや切実さのようなものはない。
二人のかわいげのあるキャラクターのせいもあるだろうが、曲全体にも流れるいたずらっ子のような雰囲気がどこかハッピーで能天気な印象をもたらしている。
この曲の印象的なサビは英ロックバンドEMFの世界的ヒット曲“Unbelievable"のサビ部分をサンプリング…というかモロそのまま使用。
西部劇のようなトランペットの音色がキャッチーである。
一旦テンションを下げた中間部を挟み、ラストでサビが爆発する。トランペットは執拗に行ったり来たりを繰り返し、この辺りでトリップ感も最高潮。
コアなHip Hopファンよりも若い女の子ウケしそうなテイストだが、気楽に楽しめる。
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