君がそばにいるから【Good Together／HONNE】（2016）

英ロンドンのエレクトロポップデュオHONNE（ホンネ）デビューアルバム『Warm on a Cold Night』（2016）からの一曲。

Mahogany Sessionsという、主にインディーシーンのミュージシャンのプラットフォームたるYouTubeチャンネルがある。ロンドンのMahoganyというメディアが主体となって運営しているようだが、これがもう素晴らしい"未知の"音楽の宝庫なのである。

その話は一旦置いておいて、今回の映像はそこから引っ張ってきた。ゴスペルコーラスとのコラボレーションバージョンである。

HONNEの曲は基本的に不思議ちゃん系の電子音で構成されているが、『Good Together』はちょっと異質で割とパキッとして派手なサウンド。

またR&Bやソウルをベースとした楽曲が多く、この曲にもモータウン・サウンドっぽいところがあるのだけど、聴いたときの印象はモロにゴスペルである。音源にもコーラスが加わっている。

こちらのセッションではシンプルにピアノとコーラス、そしてクラップのみのアレンジなのだけど、これがもう耳が幸せ以外の何物でもない仕上がりになっている。

歌詞は"good together"のタイトルから想像される通りの＜君といるともっと良い気分になるだって僕らは良い感じだからね＞という前向きで明るい内容。

祝福の響きを感じる一曲なので、結婚式にも良さそうだ。

下が公式MV。同性の絡みが多いので苦手な人はご注意を。

ただしこの映像の意図としては単なる同性愛というよりも、性別・人種・バックグラウンドにかかわらず、心を開いて（＝裸になって）抱き合えば良い関係になれるはずだ、というメッセージに捉えた方がいいだろう。

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