DJDD's FANTASTIC TUBE SHOW

クソDDのライト音楽ヲタが"make my day"な曲を好き放題語る

モダンファンク最前線【Heavy, California/Jungle】(2018)

Jungle(ジャングル)はロンドン出身の二人組によるエレクトロ・ソウルユニット。

二人ともあちこちのバンドで演奏をしていたようだが、Jungleとして初めて楽曲を制作したのは2013年のこと。

2014年、2018年にそれぞれアルバムをリリースしており、『Heavy, California』は2枚目のアルバム『For Ever』に収録されたシングル。

これまでのところ発表してきた楽曲は一貫して70年代のファンクをベースにしている。

そんな彼らの曲のMVは大半がダンサーによるパフォーマンスのみで構成されているのだけど、そのレベルが異次元すぎるのである。

この曲も、身体的制限や重力からも解き放たれたようなメインダンサーの表現から目が離せない。

DJDDがJungleに出会ったのはこのMVだったのだけど、初めて見た時には音楽が全く入ってこず、曲のプロモーションとしてはいかがなものかと思ったほど。

というわけで、ダンスを見た後はトラックにも注目してみてほしい。

ハイトーンのボーカルはレトロなソウルの雰囲気そのもの。多重録音風な"Heavy, California"が爽快である。

歌詞は多くを語らないが、君は遠くに行ってしまった。だから俺はカリフォルニアに向かう…といった内容。

「重いカリフォルニア」ではなくて「(心境的に)ヘビーだぜ、カリフォルニアよ」的な理解の方が正しいのだろう。

カリフォルニアの自由な風を求めて進む主人公。MVのロケーションは彼の地を表すかのよう。

にしてもラストのダンサーたちの静止シーン、痺れる。

 

Heavy, California

Heavy, California

  • Jungle
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

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