Florida Georgia Lineは2012年デビューの若手カントリーミュージックデュオ。その名の通り、それぞれフロリダ州とジョージア州出身の二人組である。
時代の流れでほとんどの若手カントリーミュージシャンはポップ路線に舵を切っているが、彼らはかなり骨太なカントリーを歌っている。
ライブではデニムジャケットにテンガロンハット、ウエスタンブーツといった典型的な出で立ち。
このMVの映像を見ても、当時30歳そこらとは思えないむさくるしさである(失礼)。
良い意味でフレッシュさとか爽やかさとかとは無縁の彼らが歌うのは、まさにholyな(聖なる)女性。
闇に沈んだような日々を送っていたとき、聖なる君が現れて光が射したんだ、というような歌詞になっている。
控えめなAメロからBメロを経て一気に盛り上がるサビが感動的。
”You’re holy”と音程を上げながら連呼し、”I'm high on loving you”のhighの部分で最高音に至るプロセスがよくできている。
そうそう、何も考えずに聴くとサビのholy連呼でキリスト礼賛の歌かと思ってしまうが、れっきとしたラブソングである。
神聖さや清らかさとは対極の男臭さがある曲だが、カントリー特有の「純」を感じるのも確か。
例えば結婚式の花嫁登場シーンで、扉が開いた瞬間このサビが流れたら鳥肌ものだろうなと妄想する。
さすがに恥ずかしい?
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