フランス語のバンド名を持ちながら英語でオルタナ・ロックをやるという、ドイツのインディーズバンドである。
「赤い水」を意味するEau Rougeはベルギーのリエージュ州を15kmにわたって流れる河川の名前。
シュトゥットガルトで結成された後、現在は首都ベルリンを拠点に活動しているようだ。近年大規模フェスやネットフリックス・TV番組への出演機会が増え、認知度を高めている。
彼らのサウンドを聴いているとUKロックの系譜をたどっているように感じられるのだが、実際影響を受けたバンドの筆頭にArctic Monkeysを挙げている。
80年代的な、ややドラ○グ臭漂うアングラな感じはDuran Duranなんかにもつながるものがあるんじゃなかろうか。
<お前の色が薄れていってる気がする>
というフレーズが印象的なこの楽曲。避けられない「関係の終わり」を歌っている。
互いが互いへの熱が冷めていることに気付き、もはや言葉を交わしたところで思いは変わらない。
そういうブルーな心情を鮮やかな音でダンサブルに表現する。
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