スペインのシンガー・ソングライターAlvaro Soler(アルバロ・ソレール)3作目のシングル。
単独名義のシングルを先に発表した後、アメリカ人ラッパーFlo Rida(フロー・ライダー)、アルゼンチン人歌手TINI(ティニ)をフューチャーしたリミックス版を発表。
彼の曲で初めて聴いたのがこのリミックス版だったので、レゲトン歌手なのだと思っていた。
しかし本人へのインタビュー記事いわく「どんな音楽にも偏見はないけど、僕がレゲトンをやることはありません」とのこと。
イントロのリズムやFlo Ridaのラップが入ってくるあたり完全にレゲトンに聞こえるのだけど…。
タイトルのla cinturaとはずばり腰のこと。
歌詞は<オレの腰は君の助けを必要としてる><踊ろうよ 遊ぼうよ>と、やっぱりレゲトン風なのである。
ただ、アコースティックバージョンを聴いてみると多少印象が違う。
彼は歌手デビューする前に工業デザインを学んでいたそうで、理系的な発想で曲作りを行っているのではないかと思っている。
歌詞もかなり韻を意識して書かれているし。
プログラミングでアコースティック楽器を鳴らすあたり、やはり技術屋っぽいアプローチである。
とにかく親しみやすいリズムに歌詞で、ライブではみんなで歌って踊れる曲に仕上がっている。レゲトンよりはファミリーフレンドリーな内容で安心感もある。
ただしこのMVを見る限り、ソレール本人はあまりダンスが得意ではないような気が…
なおソロバージョンのMVは『Sofia』(2016)に続きキューバで撮影されているのも個人的なグッドポイント。
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