ハデハデのブラス・ロック。
タイトルはずばり『塩戦争』。
のっけからホーンセクションが爆発。歌の出だしは塩、塩、塩塩塩、愛してるよ塩…といささか狂っている。
ただこの曲、あまり人気がないのか(?)翻訳してくれている人がおらず、イタリア語の歌詞しか発見できない。
それを見ると、ただsale(塩)を連呼しているだけではなく、韻を踏んでいくつかの単語が登場している。
また「NOT FOR SALE!(売り物じゃねぇ!)」という歌詞があるから、やはり塩を奪い合って争う人々の話なのだろう。
Daniele Silvestriというオジサンの曲はどれを聴いても縦横無尽すぎて、特定のジャンルに絞るのが難しい。
しかし、その中でもエレクトロ調のものが多く、ここまで分かりやすいロックンロールサウンドの楽曲は珍しい気がする。
奥田民生がPUFFYに提供する曲に通ずる緩さを感じるような…
まぁ、この曲も中間部に3連符の箇所を持ってきたり、やはり一筋縄ではいかないのだけど。
最後もやっぱりホーンセクションが派手にぶっ放して終わる。これをライブで聴けたらかなり高まるであろう。
もじゃもじゃ頭のラッパーCaparezzaと、何かのSF映画で見たような武器を持って戦う、という茶番もご愛嬌。
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