水の滴るようなオープニング。グアテマラあたりで見られるマリンバの合奏のようでもある。
本作はベネズエラの兄弟レゲトンデュオMau y Ricky(マウ&リッキー)とラテンアメリカ圏で絶大な人気を誇るBecky G(ベッキーG)の共作。
同年、Mi Malaで一緒に仕事をした直後にレコーディングしたようだ。
シングルでリリースされているがプロモーションにあまり力を入れる気が無かったのか、簡素な作りのリリックビデオのみの公開。
mal de la cabezaはスペイン語の慣用句で「頭がおかしい」という意味である。クレイジーにあたるlocoよりも強いニュアンスで、激しい言い争いの中で発せられるような言葉。
この歌では自分(たち)自身に向けての言葉のようだ。お互い出会ってから抑制がきかなくなってきた=狂ってしまった…というような。
Becky演じるは女子はかなり肉食系。踊って、キスして、乗って、食べて、食べて、食べて…とたたみかけるように攻めてくる。
実はBecky Gはラッパーとしてキャリアの最初期を築いていたのだが、近年はあまりMCをしているところを見かけない。
そんな彼女、この曲の中間部で久々の?ラップを短時間ながら披露している。個人的にこの曲の一番の聴きどころはここかな。
ところでこの無駄に可愛げのあるジャケットは何なのだろう?
You may also like...