USAの若きラッパー・プロデューサーのKent Jones(ケント・ジョーンズ)。
DJ Khaled率いるWe The Best Music Groupに所属しており、この『Melengue』はフュージョンギタリストGeorge Bensonの『Come Into My World』という曲のサンプリング――
…と、この辺りは不勉強なのでまるごとお借りします、すみません。
(出展:https://miyearnzzlabo.com/archives/52129)
さて、このKent Jonesという人は教会で聴くゴスペルに感銘を受けて音楽の道に進んだらしい。
ということでブラックミュージックをバックグラウンドに持つため、この曲もR&Bやソウルのテイスト。
しかしタイトルにもなっているMelengue(メレンゲ)というのは、ラテンダンスのジャンルの一つ。とりわけドミニカ共和国を発祥とするメレンゲは速めの2拍子を特徴としており、まさにこの曲のビートに当てはまる。
当初のメレンゲは農村で踊られる民俗的なものだったが、次第にラテンアメリカ各国に伝播し、今ではUSAでもクラブミュージックの一ジャンルとして定着している。
ところでメレンゲといえば、卵白を泡立てた菓子の名前でもある。
その「メレンゲ」の語感から連想される軽やかさ、そして都会的なブラックミュージックとメレンゲのリズムが、何とも言えない心地よさを与えてくれる一曲。
余談だが、この曲を初めて聴いたとき ふとm-floの『come again』を思い出した。彼ら、当時の日本でスゴイ音を作っていたんだなと改めて考えさせられる。
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