フランスのネオ・ヴィンテージソウルシンガー、Ben l’Oncle Soul(ベン・ロンクル・ソウル)のファーストアルバムより。
タイトルはずばり"Little Sister"、妹である。
全体的に現代風のアレンジが施されているが、くぐもったようなサウンドがノスタルジック。
初期のエレクトーンのようなシンセサイザーの音も何となく心をくすぐる。
サウンドもMVの雰囲気も可愛い。
Kawaiiというよりももっと普遍的な可愛さ、というか愛おしさ。cuteとかsweetという言葉がしっくりくる感じだ。
メロディやリズム感にはやはりソウルの趣があり、ところどころ現れてくる胸キュンコードがその愛おしさを増長するのである。
サビ以降はホーンセクションも多用してガチャガチャ感が出ているが、この辺りにおもちゃ箱をひっくり返したようなフレンチポップの雰囲気も感じ取れるような気がする。
「妹」についての歌だが、内容は翻訳を読んでもよく分からない。
<お前と一緒に住むのは悪夢だ あいつらはお前を置き去りにしていった>
といった歌詞があるが、どこかの娘を引き取ることになり、ある日突然"妹"になった女の子のことなのか。
恐らくこの妹に惚れてしまって苦しんでいる"兄"の歌と見ている。
なおこの曲の正式なフランス語表記は"Petite sœur"。
この曲、iTunesのリンクを貼ろうとすると文字化けを起こしてしまうのでMVだけご紹介。
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