トゥール生まれのフランス人でありながらオーセンティックなソウルを歌うシンガー、Ben l’Oncle Soul(ベン・ロンクル・ソウル)。
この名前は学生時代のニックネームだそうで、本名のベンジャミンをアメリカ発のお米ブランドUncle Ben’sにかけているらしい(このお米はフランス国内でも広く流通しているとのこと)。
この「ベンおじさん」をフランス風に呼ぶとL’Oncle Benになるそうだが、商標の関係で少々名前をいじって芸名としたようだ。
この曲はセルフタイトルのデビューアルバム(2010)から。
『Soulman』というタイトル通り、フランス語詞ながらソウルミュージックそのもの。レーベルもアメリカのモータウンである。
ビンテージ感あるサウンドの音楽そのものもいいのだが、MVがまたいいのである。
古き良きアメリカのテレビやポスターを模した画面になっているが、そのままの再現ではなく様々な仕掛けでオシャレに仕立ててある。
有線マイクを握ったままの横移動ダンスというのも雰囲気抜群。
フランス語が分からないままにボーっと聴いていると、次々と著名人の名前が出てくることに気づく。
僕は彼らみたいにすごくない、ただのソウルマンだけど、僕のことも彼らみたいに愛してよ。だいたいそんな内容らしい。ここで言うソウルマンとは「ソウル(魂)だけは一人前の男」くらいの意味だろうか。
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