Super Junior-Mは、韓国SMエンターテイメント社所属の中堅男性アイドルグループSuper Junior(スーパージュニア、以下SJ)が中国市場向けに構成した派生ユニット。
SJはソロ活動にも注力している他 兵役で定期的にメンバーが抜けるため、メディア等で全員揃うことが極めて稀。それにより結局何人組なのかよく分からない。
とりあえずこの『swing』においては、既存SJメンバー6名と中華圏をルーツに持つメンバー2名の8名体制。
ただし2018年4月で、中華枠メンバーのうちヘンリーとの契約が終了している。
組織のことは置いておいて、とにかくこの曲でノるためにはリズム感が必要である。
ミディアムテンポのヒップホップがベースとなっているが、ビート感はラテン風。怒涛のシンコペーションの連続なので裏拍を感じていないと置いて行かれてしまう。
かなり派手目なエレクトロニックアレンジで全体はゴテゴテした仕上がりになっているが、基本のメロディラインはアーバン。
サビではマイナーな中にふとメジャーのメロディが顔を出し、これがこの曲の中でも一番のキメ所。
合間に挟まれる”swing”の掛け声もメジャー…というかネガティブ・ハーモニーのようで、変幻自在な調性感が中毒を引き起こす。
とにかくこのリズムに乗りながらコードの変化を味わえれば、最高に気持ちよく”swing”できる一曲だ。