英ロンドン出身のオルタナティブ・バンドKAWALA。
同じ大学で音楽を専攻していたJim HigsonとDaniel McCarthyの2人組で、もともとはアコースティック・デュオとして北ロンドンのローカルシーンで活動していた。
跳躍のきっかけとなったのが、2015年に有名なライブセッション配信サイトのMahogany Sessionsに登場したこと。
その後2017年にデビューシングルを制作し、ストリーミングサイト上でその名を知られるようになる。
明るさとアンニュイさが共存したような音作りが特徴。きのこ帝国的なドリームポップみを彷彿させるスタイルである。
本楽曲のタイトルは同国の大先輩The Beatlesに影響を受けたものだろうか。
「乗車券」という曲名の通り、旅に出るときの高揚感、目的地にたどり着くまでのもどかしさのようなものを表現している。
そして歌詞はこう始まる。
<夢は作り出す 僕を遠くへ連れて行ってくれるようなサウンドを>
やっぱりドリームなのである。
どうやら主人公は深いところにいるらしい。そこから浮上させてくれる"乗り物"を待っているようだ。
<でも 誰かいくらかかるのか教えてくれないかな 乗車券を見つけなきゃ もうずっとその時を待ってるんだから>
<この何の希望もない夢からはい出そうとしてるんだ>
少々倦怠感のある歌詞、そして絶妙なテンポとビート感が癖になる。
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