DJDDはティーンエイジャーの頃SHAKALABBITSというバンドにハマっていて、というか身を捧げていたといってもいいぐらいであった。
大人になった頃には以前ほど熱心に聴かなくなっていたけれど、活動休止前のラストライブまで見届けた。
それぐらい思い入れのあるバンドだったのである。
で、ある日No Doubtというバンドを見て度肝を抜かれた。
スカやレゲエもやる女性ボーカルの4ピースパンクバンドって、モロ同じではありませんか。
シャカラビが彼らの影響を受けたという話は聞いたことがないけれど、このMVを見て一気に懐かしさがこみ上げたのだ。
4枚目のアルバムRock Steady収録のシングル。もう一曲のシングルHey Babyと併せて、ふたつのグラミーを受賞という快挙を成し遂げた。
このアルバムはジャマイカでレコーディングされ、スカ・レゲエ色が濃くなったのはこの時かららしい。
ゲストに迎えられたLady Sawはジャマイカ出身のシンガーソングライターで、「ダンスホールの女王」の異名をもつ人物。中盤に「プロ」が登場することで、一気に本物のレゲエ感が出る。
1986年結成のNo Doubt、最盛期は2000年前半だったと思われる。
今になって彼らの曲を聴いてみると、後の2010年代に英米や韓国で大流行したガールズグループの楽曲はここから来ていそうだな、と感じるものが多い。
こじつけのようだが、この「少し年下世代に多大な影響を与える」感もシャカラビっぽいのである。
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