Shania Twain(シャナイア・トゥエイン)は1965年カナダ生まれのシンガーソングライター。後にアメリカ合衆国ナッシュビルに移る。
カントリーミュージックの女性シンガーとしては歴代最高のセールスを誇っており、これまでに5度のグラミー賞に輝いた。この実績により「カントリーポップの女王」の異名をとる。
『Man! I Feel Like A Woman』は1997年リリースの3枚目のアルバムに収録。後の1999年にシングルカットされている。
2018年現在でも精力的にレコーディング・ツアーを行っているが、この映像は2015年のライブより。
<ねぇ 女の気分よ>というタイトルの通り、世界中の全ての女性に贈る女性礼賛ソング。ロック調な重めのテンポとサウンドに乗せ、女に生まれた喜びを歌う。
<男物のシャツを着て ショート丈のスカートで出かけよう>という歌詞が実にカントリーっぽい。
この曲はタイトルから始まったそうだ。歌詞についてフェミニストたちも同じ意見だとは限らないが、私はこう感じると本人がインタビューで語っている。
ところで1999年というのは我が国で男女共同参画社会基本法が施工された年である。20世紀末というのが男女差別に関する問題の一つの節目だったのかもしれない。
20年が経った昨今、色々な問題が非常にセンシティブになっていて、表現者としては気を遣うことも多いだろう。
しかし様々なバックグラウンドを持つ者たちの代弁者としての「アーティスト」の存在はいまだ大きく、むしろその意義を増しているとも言える。
まぁそんなややこしいことは抜きにして、単純にこの曲と「女王」のパフォーマンスが、スカッとかっこいいのである。
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