Matt Maltese（マット・マルチーズ）はイギリス・サウスロンドン生まれのシンガー・ソングライター。この曲の発表時は19歳である。
ソウルやR&Bに根差したメロウな音楽を得意としている。
ピアノに重きを置いたナンバーが多く、この曲もカワイのピアノとともに歌い上げる6拍子のバラード。
何とも複雑な失恋の歌である。
＜君が同情してくれてるのは分かってる もう愛してないって言ってくれ＞
＜だけど僕が行く前に もう一度愛してるって言ってくれ 嘘でもいい 嘘でもいいから＞
「君」の心が離れているのは分かっていても、僕を愛してくれていると思えればこれからも生きていける、という引きずるタイプの男の歌。
相手がどんなに大切な存在なのか気付くには遅すぎたし、若すぎた…という、反対の意味を思い起こさせるフレーズが印象的である。
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