メロウなミディアムチューン。出だしからエレキベースがゴリゴリ、バキバキ鳴っている。ベースラインにファンクっぽさがあるが、極めて重いサウンド。
バックトラックの音数は多くなく、けっこうすっきりしているのだけど、それがかえって曲全体にずっしりした印象を与えているから不思議だ。
歌唱面ではMayer Hawthorne(メイヤー・ホーソーン)がお得意とするファルセットを多用している。
この曲で描かれるのは金曜日の夜、おめかしして一人バーに現れる女。彼女は酔うために強い酒を飲んでいる。
曲調といい歌詞といい、オトナのための歌だね。
そんな「彼女」を迎えるのは、なぜか犬、犬、犬。MVには様々な美女たちと犬たちのやたら いやらしいカットが複数挟まれる。
そんな彼らも所詮は犬で、ボールを投げられると一目散に駆け出してしまう。世の男たちを皮肉ったものか。
最後に彼女をお持ち帰りするのは変な着ぐるみをまとったMayerご本人というオチ。これにずっこけるかのように、ふにゃんふにゃんと曲は終わる。
なおこの曲が収録されるMayer Hawthorneの3枚目のアルバムWHERE DOES THIS DOOR GOには、かのファレル・ウィリアムスがプロデューサーに名を連ねている。
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