DJDD's FANTASTIC TUBE SHOW

クソDDのライト音楽ヲタが"make my day"な曲を好き放題語る

陽気なダウナー【Baby Girl/Bryce Vine】(2020)

Bryce Vineは米国のラッパー、シンガー・ソングライター。ニューヨーク市で生まれ、LA近郊で育ったというバックボーンをもつ。

父の影響で90年代R&Bに傾倒し、Vinyl(アナログレコード)への敬愛から自身の芸名をVineと決めた。

彼が芸能界と初めて接点をもったのは、人気ドラマGleeのオーディションだったそうな。このオーディションで最終の12人まで残ったが、惜しくもそこで脱落してしまう。

もっとも、本人は後に「あそこで落ちて良かった、多分向いてなかったから」と振り返っているのだけど。

さて、この曲の舞台は夏のニューヨーク。

アフロなリズムパターンに乗って、怪しげなベースライン、ギターの合いの手がリフレインする。

この感じから察すると、恐らく猥雑な夜の街であろう。

<彼女はちょっとの間踊りたいだけ>

<彼女はアレを突き出す オレはソレを掴む めっちゃいいぜ>

などという、不健康なお楽しみの歌。

楽しげなのにダルそう、というこの感じが現在のカルチャーの反映っぽいなあと感じる。

Baby Girl

Baby Girl

  • Bryce Vine
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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