プロジェクト名のCimafunkだが、cimaは英語の「on」にあたるスペイン語。よって「Afro Cuban on Funk」を意味する、とは本人談。
キューバ生まれキューバ育ちだが、自身のルーツであるアフリカ系のリズムとキューバン・サルサ、さらには北米のファンクをミックスさせたアフロ・キューバン・ファンクという新たなジャンルを確立してしまった気鋭のアーティストである。
日本で言うところの在日ファンクみたいなものだろうか。
タイトルのCun Cun Práのはっきりとした意味は分からない。
サビでも<Cun Cun Prá そりゃ何だ><とりあえず踊れ>と言っているので、細かいことは気にするな、ということであろう。
妖艶なイントロで始まり、カウベルやフルートなどラテンミュージックテイストで進んでいたかと思いきや、後半に至って突然ファンキーになるのが最高。
まさにファンクに切り替わるシーンでオペ中の医師たちが踊り始める、という謎の演出に笑う。
MVを見ると、小さな少年たちでさえ大人顔負けのコンガやダンスを披露しているところに、この国の音楽的の地力が見える。
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