ハロー!プロジェクトユニット、カントリー・ガールズの4thシングル。
前作『ブギウギLOVE』に続くロックンロールナンバーで、このグループはエルヴィス・プレスリーを目指すのか?などと揶揄されてしまったが、それもご愛嬌。
エルヴィスの曲のように、3分ほど騒いだ後あっけなく終了。終わりにはブロードウェイ的演出も入っている。
内容は「つまんないことはどーだっていいの」というおよそアイドルらしからぬものだが、まぁ広義の応援ソングと捉えられるだろう。
この曲の何がすごいって、最年少メンバーの船木結(ふなき むすぶ)である。
見た目の愛くるしさも十分武器なのだが、何たってこの人は器用なのだ。歌、ダンス、大阪人というアイデンティティを貫いたギャグ、何でもこなしてしまう。
特筆すべきはその七色の歌声。元々がハスキーなローボイスだが、歌唱ではドスの効いたこぶしから甘いアイドルボイスまで巧みに使い分ける。
要注目は間奏以降。その小さな身体のどこからそんな声が…と言いたくなるパワフルなソロを披露する。テンポが速いために、いずれも一瞬だけなのでもったいないけれど…
また大サビのセンターポジションでは、大阪のオバちゃんを意識した謎の振りつけも担当。この曲は彼女をフィーチャーして書かれたのではと思わされる。
大サビの「どーだってぃいっいっのぉぅ」で船木が気になった方は、この次のシングル『ピーナッツバタージェリーラブ』を聴いてそのギャップを堪能していただきたい。
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