Cory Henryは米国のR&B・ソウルのシンガー・ソングライター。
ゴスペルやブルースをベースとした曲作りが特徴的だが、重要なのはハモンド・オルガン奏者ということである。
その名の通り見た目はオルガンだが、電磁波を使って音を出すことから電子オルガンに近い音がする。
まさに音の「波」を感じさせるビブラートとグリッサンド奏法が特徴的。教会のゴスペルの伴奏がメインの用途だが、ジャズやポップスにも多く取り入れられる。
そんな彼がパンデミック下で発表した楽曲は、西海岸的なチル感にあふれたHappy Daysである(本人はニューヨーカーだが)。
どこかレゲエ的な裏打ちに乗せて、<幸せな日々を作ろうよ>と歌う。
自宅のソファでだら~んとしながら二人のプランを話し合っているような、ある意味時代にぴったりの
彼の4枚目のスタジオアルバムSomething to Sayに収録。2018年のアルバム・デビューから歩みを共にするThe Funk Apostlesとの共同名義である。
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