フランスは宮殿の都、ヴェルサイユで結成されたインディー・バンド、Phoenix。
メンバーの一人がかつて所属していたバンドに、突然の解散発表で夜を賑わせたDaft Punkの二人がいたらしい。
ややレトロなディスコチューンはそこら中の人々をダンスに誘うような力を秘めている。
フランスのバンドでありながら英語詞の楽曲を歌う。そしてこの曲は、タイトルからも分かる通りイタリアでの出来事らしい。
意中の女の子にあれこれ話しかけているうちにジェラートは溶けてゆく。
彼女は何かを伝えようとしているが…
<言わないで 言わないで ダメダメ 一緒になってくれるまでTi amoって言い続けるよ>
という、強引ともいえるアプローチはフランス人ならではであろうか。
サビの前は<愛してる>というセリフを英語、イタリア語、フランス語、スペイン語で叫ぶ。その直後に来るのが<脚を広げて>だから笑ってしまう。
アウトロでは、小節の枠から外れたエレクトロサウンドのリフがテンションを最高潮に高める中、フランス語の囁きとともに曲を終える。
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