バンドってカッコいいのである。
そう、「バンドってカッコいいな」と思わせてくれるバンドは人それぞれあると思うけれど、DJDDにとってThe Kooks(ザ・クークス)がその一つ。
イギリスで結成されたオルタナティブ・ロックバンドであるKooksは、2006年のデビュー以降スマッシュヒットを連発し一躍人気者となった。
David Bowieなどの影響を強く受けたサウンドと、ボーカルのLuke Pritchard(ルーク・プリチャード)のハスキーボイスが何ともブリティッシュ。
ちょいとオタク的風貌の面々が重めの音を鳴らすというのも、DJDDの持つUKロックのイメージにハマるのである。
そんなこの曲のカッコいいポイントその1は、寄せては返すイントロとアウトロ。不安をあおるコード進行が暗くて良い。
その2はサビ。実にシンプルな<君が欲しい いつの時も>という内容である。
You, Youの呼びかけに、叫びとも違う重ったるしさがある。走って追いかけた後の息切れ感とでも言おうか。
PVのロケーションは海辺の街のようだが、ここはバンドの結成されたブライトンだろうか。
正直言ってパッとしない映像なのだけど、思春期風でありながら何となく全体に漂う暗さが曲のテイストにマッチしている。
そしてそんなPVの中間部、女の子集団とバンドメンバーが堤防を歩くシーンがカッコいいポイントその3。
このコントラストにハッとする美しさがある。
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