DJDD's FANTASTIC TUBE SHOW

クソDDのライト音楽ヲタが"make my day"な曲を好き放題語る

俺の女【Mia/Bad Bunny feat. Drake】(2018)

Bad Bunny(バッド・バニー)はプエルト・リコのラッパー・シンガー。

10代の頃から歌手になることを夢見て、スーパーでアルバイトをしながら楽曲制作に勤しんでいたという。

一方、音楽に熱中するあまり勉強に打ち込めなかったことを悔いていたようである。

国の未来を担う子供たちにとって勉学は財産になるとの思いから、2019年にマクドナルドの奨学金制度『HACER』への参加を表明、世間を驚かせた。

見た目も名前もやんちゃそのものだが、意外と真面目なのである。

Becky Gの楽曲『Mayores』(2017)にフィーチャーされたことがブレイクスルーとなり瞬く間にスターダムを駆け上がったが、2018年の勢いはすごい。

Marc Anthony・Will Smithとコラボした『Está Rico』。そしてこの『Mia』でラブコールを送った相手はカナダ出身のラッパーDrakeである。

レコードデビュー2年目にして、今や世界で最も成功したラッパーの一人と共働するという恐ろしいスピード出世。

しかも英語圏出身のDrake、「わざわざ」全編スペイン語詞のこの曲のレコーディングに臨んだ。

そんなDrakeはこの曲で、ビートルズが保持していたビルボードの「1年間にTOP10入りした楽曲数」記録を54年ぶりに塗り替えることになる。

色々ととんでもない曲なのである。

実はDJDD、どこか舌っ足らずのBad Bunnyのラップがなぜそこまで人を惹きつけるのかイマイチ分かっていないのだが、若者向けの軽いノリやカリスマ性がウケるのだろうか。

とか言いつつこの曲、サウンド・ビート感ともにレゲトンにありがちな重ったるしさがなくてよい。

内容はタイトル通り<オマエはみんなの注目の的 だけどオマエは俺のもんだ>という他愛もないものである。

MV的にはBad Bunnyの裸エプロンならぬ裸オーバーオールが見どころか。なぜこうなっちゃったのだろう…

念のため申し添えておくと、彼はラテン圏の若者の間でファッションリーダー的な存在らしい。

MIA (feat. Drake)

MIA (feat. Drake)

  • バッド・バニー
  • ラテン
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

You may also like... 

fantastic-tube-show.hatenablog.jp

fantastic-tube-show.hatenablog.jp