東北在住のイギリス人YouTuberによる『Abroad In Japan』というチャンネルが気に入っているのだけど、過日これを見ていたらしれっとMONKEY MAJIKのMaynardが出演していて、この曲が一瞬だけ紹介された。
ちょっともう何が何だか分からなくなっているが、要約すると仙台ローカルのサンドイッチマンの冠番組のために、オープニング曲を仙台在住のモンマジに依頼したということらしい。
ちゃんと立派な(?)MVまで作っているではないか。
そしてこれがもうオマージュというかなんというか、徹底的にどこかで見たことのある感じ。Wikipediaによると、衣装デザインはEarth, Wind & FireやABBAなど70年代のものを取り入れたとのこと。
一方音楽の方はかなり80年代を意識している。なにげに昨今のトレンドを汲んでいるのが面白い。
ボンゴの存在が南国感を醸し出すイントロからしてキャッチ―だ。映像も何となくそんな感じだしね。
全体的にDJDD好みのディスコファンクテイスト。カッティングのギターリフとソウルな歌唱が心地よく、ただの企画モノとは言わせないクオリティに仕上がっている。
なおDJDDはお笑いにはとんと疎く、サンドイッチマンのネタも何一つ知らないのだが、この曲の歌詞には彼らのネタがふんだんに盛り込まれている(というかほぼ全編がネタ)そうで。
モンマジの面々がこれを至って真面目な顔で熱唱しているのがシュール…ってまぁそこが狙いなんだろうけど。
いずれにせよ、こうやってローカルの音楽シーンがバズってその地域が盛り上がるという現象は、ご当地アイドルの存在を除けば これまでの日本ではあまり起こってこなかった。
これを機に、各ローカル局が地元密着の音楽家をうまく使えば地域活性化の起爆剤になるんじゃないかな。
そんなことが起こってくれると面白いのだけれど。
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