スペインのシンガー・ソングライターAlvaro Soler(アルバロ・ソレール)のセカンド・アルバム『Mar de Colores』(2018)より。2019年に入ってからMVが解禁となった。
タイトルのlibertadは、自由という意味の美しい単語である。
デビュー曲『El Mismo Sol』(2016)を彷彿とさせるメッセージを、『La Cintura』(2018)にも通ずるダンサブルなトラックに乗せている。
あの瞬間を覚えてる、家なんか飛び出して自由を求めた―そんな言葉が並ぶこの曲は、彼のライブに来たオーディエンスの表情からインスピレーションを受けて作ったらしい。
踊れるサビに「アイヤイヤイヤー!」の掛け声はまさにライブ映えするといった印象。
で、ところどころ現れるアコースティックギターである。
この哀愁漂う音色が辛気臭くて最高。特にラスサビでは大活躍で、上昇していくギターの音色とともに盛り上がりもピークに。
日々色んなことを抱える色んな人たちが それぞれの感情を解き放てるライブ。そんな最高に楽しかった時間が終わって帰路につくときは、どこか祭の後のような寂しさが残る。
ギターやティンバレスでラテン音楽風な味を加えることで、そういう切なさまで表現されている。
彼は2019年12月にキャリア初となる南米ツアーを開催するらしい。
訪問地にはメキシコシティも入っているそうだが、MVはそれを意識したのか?サラペ柄のバスとか小道具とか、何となくメキシカンテイスト。
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